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モージ (魔法使い) : ミニ英和和英辞書
モージ (魔法使い)[つかい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ま]
 【名詞】 1. demon 2. devil 3. evil spirit evil influence 
魔法 : [まほう]
 【名詞】 1. magic 2. witchcraft 3. sorcery 
魔法使い : [まほうつかい]
 【名詞】 1. magician 2. wizard 3. sorcerer 4. witch
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
使い : [つかい]
  1. (n,vs) errand 2. message 3. messenger 4. bearer 5. use 6. usage 7. trainer 8. tamer 9. mission 10. familiar spirit 1 1. going as envoy 1

モージ (魔法使い) : ウィキペディア日本語版
モージ (魔法使い)[つかい]
モージ(Maugris、またはMaugis)は「フランスの話材」を扱った武勲詩、ロマンスなどに登場する人物。騎士でありながら、魔法にも精通しており、シャルルマーニュに仕えている。日本国内ではむしろイタリア風の発音であるマラジジ(Malagigi)でも知られる。
父親は、ボーブ・デグルモン。兄弟にはヴィヴィアン・ド・モンブランがおり、従兄弟にはルノー・ド・モントーバン(イタリア語ではリナルド)がいる。うち、ルノーは特に知名度が高く、モージとともに活躍するものことが多い。モージは妖精のオリアンドに育てられ、強力な魔法使いとなった。モージは魔法の馬・バヤールや剣を手に入れると、これをルノーにあげている。
ルノーとモージが最も早く登場するのは、12世紀後半に成立した古フランス語の武勲詩、「エイモン公の4人の息子」(:fr:Quatre Fils Aymon)である。13世紀になると、モージに焦点を当てる文献が多く見られるようになった。もとの「エイモン公の4人の息子」とともに、これらは「ルノー・ド・モントーバンの物語群」と呼ばれている。この物語群に含まれるものとしては、『モージの若いころ』(Maugis d'Aigremont)、『モージの死』(Mort de Maugis)、『ヴィヴィアン・ド・モンブラン』(Vivien de Monbranc )、『ボーブ・デグルモン』(Beuve d'Aigremont)などがあげられる。
また、『ボーブ・デグレモン』(Beuve d'Aigremont)ではモージはジラール・ド・ルシヨン、ドーン・ド・ナントウィユと兄弟と言う設定にもなっている〔Hasenohr and Zink, 1257-8.〕。
ルネッサンス期の叙事詩、『狂えるオルランド』や『モルガンテ』などと言った作品でもルノーとモージは重要な役割を果たしている。

== 脚注 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「モージ (魔法使い)」の詳細全文を読む




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